クリスチャンとしてドイツに生まれ育った、ネルケ・イエンス・オラフ・クリスティアンは、高校生の時に出会った「坐禅」に魅せられ仏教に傾倒。25歳の時に日本で出家得度した際に授けられた僧名は「無方」。その意味は「一切の方角に開かれている、囚われのないありさま」・・・仏教とキリスト教の教えは正反対である「不条理が故に信じる神」ではなく「自分が自分でなる仏」(一人称の人生哲学)・・・異色の経歴をもつ禅僧「ネルケ無方」が、キリスト教と仏教の宗教観の本質にせまる、悩み迷える日本人へのメッセ-ジ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
国内ノンフィクション
- 感想投稿日 : 2023年9月29日
- 読了日 : 2023年9月29日
- 本棚登録日 : 2023年9月29日
みんなの感想をみる