感染症の日本史 (文春新書 1279)

著者 :
  • 文藝春秋 (2020年9月18日発売)
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感想 : 60

2019年に発生した<新型コロナウイルス感染症>の猛威は、たび重なる変異ウイルスの拡散で、未だ終息する気配さえない。本書は磯田道史氏が、様々な感染症と共に生きていかなければならくなった時代を迎え、新たな視点で感染症の歴史を見つめ直した2020年9月現在での研究文献。▷人類が直面する最大の脅威は、戦争、自然災害を凌ぐ<パンデミック>の頻発▷100年前の<スペイン風邪>の日本人の死者は、内地と外地を併せ74万人▷治療薬もワクチンもない時代は、疫病封じの祈祷や護符たのみ▷黒船が運んで来た疫病と尊王攘夷運動など。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 国内ノンフィクション
感想投稿日 : 2022年7月27日
読了日 : 2022年7月27日
本棚登録日 : 2022年7月27日

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