無間人形: 新宿鮫4 (光文社文庫 お 21-8)

著者 :
  • 光文社 (2000年5月1日発売)
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〝永久初版本作家〟と自らを揶揄していた大沢在昌さん<新宿鮫シリ-ズ>の第4作目となる直木賞受賞作品。 <鮫島警部>はキャリア警察官でありながら、犯罪者のみならず警察内部からも煙たがられている、新宿署防犯課(生活安全課)の一匹狼的存在。 新宿の若者らの間で、舐めるだけで効く〝アイスキャンデイ〟と呼ばれる新型覚せい剤の密売ルートの捜索、麻薬取締官の縄張り妨害、ミュ-ジシャンで恋人<昌>の拉致が絡んだ<鮫島>に立ち塞がる暴力と狂気、孤独と非情な世界に生きる男のロマンを描くハ-ドボイルド長編大作。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 日本文学
感想投稿日 : 2022年10月8日
読了日 : 2022年10月5日
本棚登録日 : 2022年10月5日

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