〝永久初版本作家〟と自らを揶揄していた大沢在昌さん<新宿鮫シリ-ズ>の第4作目となる直木賞受賞作品。 <鮫島警部>はキャリア警察官でありながら、犯罪者のみならず警察内部からも煙たがられている、新宿署防犯課(生活安全課)の一匹狼的存在。 新宿の若者らの間で、舐めるだけで効く〝アイスキャンデイ〟と呼ばれる新型覚せい剤の密売ルートの捜索、麻薬取締官の縄張り妨害、ミュ-ジシャンで恋人<昌>の拉致が絡んだ<鮫島>に立ち塞がる暴力と狂気、孤独と非情な世界に生きる男のロマンを描くハ-ドボイルド長編大作。
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カテゴリ:
日本文学
- 感想投稿日 : 2022年10月8日
- 読了日 : 2022年10月5日
- 本棚登録日 : 2022年10月5日
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