先生に言い寄る生徒さんを描いた物語である。
かなり手っ取り早い作品で、恋愛の始まりである「最初は嫌な奴だと思ってたんだけど」を引っこ抜いて、ヒロインは全員最初から先生のことが好きな状態、どっちつかずの状況でスタートである。恋愛における面白味はこの部分であることは確かだが、ここから始めるとは大胆である。
ただ、個人的には、先生としての魅力が描かれていない点で感情移入が難しく、学校に舞台設定として以上の価値が感じられなかった。この点はマイナス点だろう。
上記の内容を加味して、星三つ半相当と評価した。が、この辺は好みの問題だろうとも思う。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ドナドナ
- 感想投稿日 : 2015年6月29日
- 読了日 : 2015年6月29日
- 本棚登録日 : 2015年6月29日
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