ミドリの態度には腹も立つけれど
急にキャラ変をして場当たり演じる役柄には
大いに笑わせてもらった。
誘拐事件の辺りから雲行きが怪しくなって最後にはとんだ展開になるのがビックリするやら悲しくなるやらで
前半の東京珍道中の落差がありすぎ。
お気楽な気分で読み進めていただけに
心にえぐられるものが半端なくって。
心臓病のくだりもさらっとかいているけど
これはこれでかなり深刻なはず。
全体的に軽くかかれているけれど
実はかなりドロドロのストーリー。
ミドリのあっけらかんとした行動もその裏返しといったところか。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
深水黎一郎
- 感想投稿日 : 2017年7月24日
- 読了日 : 2017年7月24日
- 本棚登録日 : 2017年7月24日
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