大人気アニメ「BLOOD+」をコミカライズした最終巻。
「赤い盾」本部壊滅から3ヶ月。
行方不明になった小夜を捜し、
辿り着いたNYでカイ達を待っていたものは・・・
異常発生した翼手の群れを、
非常な表情で狩り続ける変わり果てた小夜の姿だった。
百数十年にわたる、小夜とディーヴァの最終対決。
ついにクライマックスです。
翼手、そしてディーヴァの殲滅を目的とする小夜は、
複雑な感情の中、心を捨てることを決断するが、
3ヶ月後に再びカイと会い、心を捨てきれない自分に気づいてしまいます。
そして、クライマックスですね。
ついに最終対決です。
けれど、テレビとは全く違い、思ってもよらなかった結末でした。
やはり姉妹、されど姉妹。
「本当はね・・・」ディーヴァの小夜に対して口にした言葉に号泣です。
悲劇は、悲劇で幕を閉じてしまうんでしょうか。
ずっとハジが小夜に対して、隠してきた本当の自分の気持ち。
「生きてください、小夜」
なんて心締め付ける言葉なんだろうか。
そして幕は閉じ、穏やかな日常と共に
休眠期を迎える小夜。
夜にカイと小夜は「始まりの場所」へ向かいます。
「おやすみ、小夜」
アニメでも、コミックでも。
やはり名言ですね。
この言葉を聞くだけで、涙が出てきます。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
角川 Comics.
- 感想投稿日 : 2014年1月1日
- 読了日 : 2013年12月31日
- 本棚登録日 : 2013年12月31日
みんなの感想をみる