BLOOD+ (5)

  • 角川書店 (2007年4月24日発売)
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本棚登録 : 450
感想 : 23
5

大人気アニメ「BLOOD+」をコミカライズした最終巻。

「赤い盾」本部壊滅から3ヶ月。
行方不明になった小夜を捜し、
辿り着いたNYでカイ達を待っていたものは・・・
異常発生した翼手の群れを、
非常な表情で狩り続ける変わり果てた小夜の姿だった。

百数十年にわたる、小夜とディーヴァの最終対決。
ついにクライマックスです。

翼手、そしてディーヴァの殲滅を目的とする小夜は、
複雑な感情の中、心を捨てることを決断するが、
3ヶ月後に再びカイと会い、心を捨てきれない自分に気づいてしまいます。
そして、クライマックスですね。
ついに最終対決です。
けれど、テレビとは全く違い、思ってもよらなかった結末でした。
やはり姉妹、されど姉妹。
「本当はね・・・」ディーヴァの小夜に対して口にした言葉に号泣です。
悲劇は、悲劇で幕を閉じてしまうんでしょうか。

ずっとハジが小夜に対して、隠してきた本当の自分の気持ち。
「生きてください、小夜」

なんて心締め付ける言葉なんだろうか。

そして幕は閉じ、穏やかな日常と共に
休眠期を迎える小夜。

夜にカイと小夜は「始まりの場所」へ向かいます。

「おやすみ、小夜」

アニメでも、コミックでも。
やはり名言ですね。

この言葉を聞くだけで、涙が出てきます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 角川 Comics.
感想投稿日 : 2014年1月1日
読了日 : 2013年12月31日
本棚登録日 : 2013年12月31日

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