物語がいよいよテーマに向かって動いてきた感じ。「色恋と結婚」「情愛と制度」「美人とブス」「安心と不安」「運命と思い込み」「偶然と必然」…二項対立だと思ってしまっているもののあいだで悶々として足を取られているヒロイン。第三の出口はあるのだろうか。中年とよばれる歳に差し掛かって改めて惑い最後の答えを自分自身に迫り始めているのかもしれない。
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- 感想投稿日 : 2012年5月11日
- 読了日 : 2012年5月11日
- 本棚登録日 : 2012年5月11日
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