100分で名著だったか、筆者が罪と罰の案内人として登場したときの穏やかな文学者といった印象だった。文学少年時期の強烈な文学体験やソ連留学時代の監視など、回顧エッセイ集。文学から受ける刺激が強いから、自分の世界と外界の変化に敏感なんだろうか。タイトルのごとく、ここに書かれているものは筆者の恋するものではなく、偏愛するもの。
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- 感想投稿日 : 2015年8月17日
- 読了日 : 2015年8月17日
- 本棚登録日 : 2015年8月13日
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