東京で出逢った様々な国の外国人達を通して高野さんが異国の「トーキョー」を体感!
改めて高野さんの発想のユニークさに驚いた。
辺境を旅するため、その国の言葉を覚えるには現地出身者に習えばいい、と色々な伝を頼りに東京にいる外国人を探しだし教えてもらう。
相手との考え方や風習の違いなんて何のその!
違う方が面白い、と相手の懐にスルリと入って行く。
ただ受け入れるだけでなく、相手や相手の国の情勢等を冷静に見る目も持っている所もさすがだ。
世界には文字を持たない言語が無数にあること、外国人も実は外国語が苦手なこと、そしてマクドナルドの重要さに驚いた。
思わず大笑いしたりしんみりしたりとこの一冊で私も色々な「トーキョー」を体験できた。
高野さんの出逢いの物語をもっともっと読みたい!
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
高野秀行
- 感想投稿日 : 2017年8月17日
- 読了日 : 2017年4月18日
- 本棚登録日 : 2017年4月18日
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