ぐりとぐらのおきゃくさま (ぐりとぐらの絵本)

  • 福音館書店 (1967年6月1日発売)
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本棚登録 : 4327
感想 : 280
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ぐりとぐらのクリスマス絵本。

ぐりとぐらが仲良く雪合戦をしていたある日のこと、雪の上にとても大きな足跡を見つけます。
一体誰の足跡だろう?
二人で足跡を辿って行くと…

途中から誰の足跡なのか、薄々分かってくるのだけれど、このお方がこんなに大きくて美味しそうなケーキを作れるなんて…意外と器用な人だったのね。
足跡の正体よりも、ぐりとぐらへの別れの挨拶にびっくり。そこは「メリークリスマス!」なのでは…?と思わずツッコミを入れたりして。
その後の、大きなクリスマスケーキを囲んでのクリスマスパーティは賑やかで楽しそうで、やっぱりぐりとぐらの世界はいつ読んでも安心できる、としみじみ。

挿し絵を担当された山脇百合子さんは今年の9月にお亡くなりになられたんですよね。心よりご冥福をお祈りいたします。長年に渡りありがとうございました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年12月13日
読了日 : 2022年12月13日
本棚登録日 : 2022年12月13日

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コメント 2件

マリモさんのコメント
2022/12/14

mofuさん
おはようございます。
私も今なお、ぐりとぐらシリーズ好きです。このクリスマスは、大人になって読むと、縮尺どうなってるんだろうとちょっと混乱したりして。笑
でも、子供たちは先を知っていても誰だろ誰だろ?と毎回ワクワクしています。プレゼントでなく、みんなで食べられるケーキというところもいいですよね。

山脇百合子さんお亡くなりになったのですね、、知りませんでした。
独特の味と温かみがあって、何度読んでも飽きが来なくて。この絵本は山脇さんの絵じゃないと!という素敵な作品ばかりですね。
私も大好きだったので残念です。

mofuさんのコメント
2022/12/14

マリモさん、おはようございます。

ぐりとぐらは娘たちが小さい頃よく読み聞かせしていた絵本です。
大人になって読み返しても素敵な作品ですよね。
縮尺…確かにあれ?て思いますね。
みんなで食べた大きなクリスマスケーキ、美味しかったでしょうね。読んでいるこちらも幸せになります。

山脇百合子さんは本当に残念。あの挿し絵は山脇さんにしか創れない世界ですね。

コメントをありがとうございました(*^^*)

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