せかいでいちばんつよい国

  • 光村教育図書 (2005年4月1日発売)
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本棚登録 : 1064
感想 : 120
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著者デビット・マッキーさんは、『ぞうのエルマー』シリーズで有名な作家さんです。
2022年4月6日に亡くなられました。
この本を知ってからぞうのエルマーを読むと、著者は平和や共生に強い関心を持って表現されている方なのかなと感じます。
ほかに『六にんの男たち—なぜ戦争をするのか? 』も戦争と平和を考える絵本です。

大きな国が、自分たちの暮らしを広めることが「人々を幸せにする」と信じ、戦争を始めます。
しかし大きな国の人々は、知らず知らずのうちに小さな国の文化に魅了されていきます。
小さな国の文化は「自分たちの文化が一番優れている」と信じていた大きな国の人々、そして大統領の心まで征服していたのでした。

小学校低学年から、大人までおすすめです。

ブログでも紹介しています。
https://corosanblog.com/sekaideitibantuyoikuni/

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 絵本
感想投稿日 : 2022年5月29日
読了日 : 2022年6月5日
本棚登録日 : 2022年5月29日

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