曲線と曲面の微分幾何

著者 :
  • 裳華房 (1995年9月1日発売)
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本棚登録 : 272
感想 : 20
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微分積分、線形代数を学んだ人にはオススメの本です。そして、これから、多様体、リーマン幾何、代数幾何に進まれる方にもオススメです。

内容は比較的に簡単であると思います。著者もこの話題はこの本のレベルを越えているので、これ以上深く関わらないということをたびたびコメントしています。また内容的には直感的になっていて正確さに欠けるところもあるとコメントしています。

あのガウスを驚嘆させた定理もありますし、最後の章では、極小曲面についても解説されています。私の感触では、最初の方が煩雑で、徐々に理解しやすくなっているという印象です。例も豊富ですし、問題とそのうち解答もあります。是非、挑戦してみてください。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 家の本
感想投稿日 : 2023年3月6日
読了日 : 2023年3月6日
本棚登録日 : 2022年6月3日

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