思っていたよりずっと良かった。落ち着いた文章で、丁寧に書かれていてほっとする。二回目のほうが怖いっていうのは、ものすごく良くわかる。本当に、そうなんだよ。食事の場面が素敵で、ほろりときてしまった。おいしいものを食べるってすごく大事なことなんだな。命をもらって、食べる。生きていくってそういうことなんだなって。それと、賛美歌四百五十三番が懐かしすぎて涙腺を刺激。良かった。田村さんの主人公の何気ない会話も良かった。
読書状況:読み終わった
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国内作家―さ行
- 感想投稿日 : 2013年5月7日
- 読了日 : 2013年5月7日
- 本棚登録日 : 2013年5月7日
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