評価が難しい作品。作中で自ら指摘しているように本格っぽい作品であり、本格ではない。では本格とは?と言うのも難しい問題であるが、この作品の中でその答えは学長の名前と同じくぼやかしてしか提示されていない。覗きの為にアパートの一室を借りてしまう増田教授の努力だけが印象的になってしまったのが悲しい。官能的の前にこちらを読んだほうがよかったかな。
読書状況:読み終わった
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タ行の作家
- 感想投稿日 : 2012年6月16日
- 読了日 : 2012年6月16日
- 本棚登録日 : 2012年6月16日
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