10人の連続殺人犯。殺人鬼、ではないところが、実際に犯人やその関係者と相対しての印象なのでしょうか。
犯人たちの普段の姿は、本当に身近にいそうで、だからこそじわじわと怖くなります。隣にいるかもしれない、という恐怖。同情できるようなものはなくて、どれも身勝手なものばかりでしたが、親から暴力を振るわれたり売春させられたり、辛い過去を持っている人がいるのも事実。環境が少しでも違っていたら、もしかしたらこういう事件はなかったのかもと思うと、複雑な気持ちです。
それにしても、洗脳は怖いですね…。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
NOVEL
- 感想投稿日 : 2019年6月24日
- 読了日 : 2019年6月24日
- 本棚登録日 : 2019年6月14日
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