[評価]
★★★★★ 星5つ
[感想]
様々な逸話や伝承を挟みながらの解説は知的好奇心を満たし、どんどんと読み進めたくなる内容となっていた。特に夏、殷、周の時代を各部族の始祖に関連させ、異なる部族による勢力争いであることがわかり、面白かった。
後半の春秋時代はそれまでとは異なる統治方法が生まれ、辺境に新たな国家が誕生し、覇者と呼ばれる存在が国家間の仲裁するといった部分がその後の中国の歴史と大きく異なり、しっかりと解説されていたことは良かった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年12月22日
- 読了日 : 2017年6月5日
- 本棚登録日 : 2018年12月22日
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