三国志: 演義から正史、そして史実へ (中公新書 2099)

著者 :
  • 中央公論新社 (2011年3月25日発売)
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本棚登録 : 356
感想 : 36
4

[評価]
★★★★☆ 星4つ

[感想]
まずは三国志演義という物語には多くのバリエーションが存在していることには非常に驚いた。現在では様々な作家によって書かれているが、過去においても同様だったことは三国志という物語が多くの人に愛されていたということになるのだろうか。
章ごとにテーマを決めて演義と正史による違いを解説し、正史の内容がどのように変遷してきたのか、演義に書かれている内容が完全な創作ではなく、何かしらの元ネタが存在することが多いということもなかなかに面白かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年3月31日
読了日 : 2019年3月16日
本棚登録日 : 2019年3月31日

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