きれいな言葉より素直な叫び

著者 :
  • 講談社 (2023年1月18日発売)
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本棚登録 : 163
感想 : 8
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書店員、エッセイスト、踊り子の3足のワラジを履く新井見枝香さんのエッセイ。
気になる書店員さんがストリッパーを始めたとWebニュースで知り、時々携帯でググっていた。書店員を辞めた訳でもなく、エッセイは出していて、ストリッパーも続けている。
もう気になって仕方なく、このエッセイが出るのを心待にしていた。
内容は、著者のストリッパーとしての活動について綴られている。
ストリッパーとしての苦労も綴られているが、本人が選んだ仕事。悩んだり、面白いと思いながら続けている様子がストリップ観てみたいかも。って思わせるような、そうでもないような。そのように、描いている訳ではないのだろう。
ただ、ストリッパーの先輩の姐さんたちとの、合宿のような生活や仕事終わりに温泉に入り疲れを取っている所の話は本当に楽しそう。
何にも執着しないという著者が、執着してしまう気持ちが分かる。

しばらく新井見枝香さんから目が離せそうにない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年2月4日
読了日 : 2023年2月4日
本棚登録日 : 2023年1月23日

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