ロートレック荘事件 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1995年1月30日発売)
3.41
  • (214)
  • (542)
  • (758)
  • (174)
  • (41)
本棚登録 : 5058
感想 : 533
4

何人かのBOOKチューバーさんが紹介してたのと、
「推理小説史上初のトリック」、「前人未到のメタ・ミステリー」などの煽り文句(?)に惹かれてGET。
郊外の別荘地でひと夏のバカンスを楽しもうと、前途有望な男女が集まる。
その中の一人の女性がピストルで撃ち○され、また一人、また一人、と○されていき…テなお話。
230ページちょっとでスイスイ読めるんだけど、序盤から絶妙に違和感ある描写もあって「むむむ…」となりながら読み進めていくうちに、
警部さんが「ハッ!」となるような一言を言ってから、「やっぱり!」となる展開は凄いしさすがだなとか感じさせてくれる。
犯人当てとしても優しめで、解決編のところを読みながら前に戻って読むっていうのも楽しかった。
犯人がものすごくジコチューなのだけマイマス(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年2月5日
読了日 : 2023年2月5日
本棚登録日 : 2023年2月5日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする