筒井康隆のおすすめランキング

プロフィール

1934年大阪市生まれ。同志社大学卒。展示装飾を専門とする会社を経て、デザインスタジオを設立。60年SF同人誌「NULL」を創刊、江戸川乱歩に認められ「お助け」が〈宝石〉に転載される。 81年『虚人たち』で泉鏡花文学賞、87年『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、89年「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、92年『朝のガスパール』で日本SF大賞、2010年菊池寛賞、2017年『モナドの領域』で毎日芸術賞を受賞。2002年に紫綬褒章を受章。 他に『時をかける少女』『家族八景』『大いなる助走』『虚航船団』『残像に口紅を』『文学部唯野教授』『聖痕』など著書多数。

「2022年 『馬の首風雲録』 で使われていた紹介文から引用しています。」

筒井康隆のおすすめランキングのアイテム一覧

筒井康隆のおすすめ作品のランキングです。ブクログユーザが本棚登録している件数が多い順で並んでいます。
『旅のラゴス (新潮文庫)』や『残像に口紅を (中公文庫)』や『時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)』など筒井康隆の全999作品から、ブクログユーザおすすめの作品がチェックできます。

旅のラゴス (新潮文庫)

12430
3.81
筒井康隆 1994年3月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

なかなかに良かった! 「私のこのウツウツとした感じ…もしかして旅を求めてるのでは…?」と変な影響を受ける笑 まず手に取ってみて、この薄さは、と驚く。 (... もっと読む

残像に口紅を (中公文庫)

9883
3.23
筒井康隆 1995年4月18日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

言葉が消えると、物も消える。 最初に消えたのは「あ」だった。 「あ」が消えると、「朝日新聞」も配達されなくなった。 定食屋からは「からあげ」がな... もっと読む

時をかける少女 〈新装版〉 (角川文庫)

6585
3.33
筒井康隆 2006年5月25日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

たぶん再読。オーディブルにて。ナレーターはゆかなさん。ちょっと幼いイメージだったかな。 和子が最初のラヴェンダーの香りで倒れてしまうこと、トラックに轢かれ... もっと読む

家族八景 (新潮文庫)

5576
3.67
筒井康隆 1975年3月3日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ブクログさんのお薦め本です。 幸か不幸か生まれながらのテレパシーを持って、目の前の人の心をすべて読みとってしまう可愛いお手伝いさんの七瀬ー彼女は転々... もっと読む

ロートレック荘事件 (新潮文庫)

4690
3.41
筒井康隆 1995年1月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ん? 何か変? 何か登場人物の話す内容。 え?誰なん? って、違和感アリアリで、読んでいくと見事に騙される^^; 古典的なミステリーのパターンやねんけど…... もっと読む

パプリカ (新潮文庫)

4081
3.61
筒井康隆 2002年10月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

夢か現実か?現実か夢か? こんなに、混じると分からんようになる。 脳って、まだまだ、解明出来てない未知の分野やし。なら、夢も実際どうなん? たまに思うけど... もっと読む

七瀬ふたたび (新潮文庫)

3926
3.68
筒井康隆 1978年12月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

七瀬は列車の中で二人の精神感応者(テレパス)と出逢います。 ひとりは3歳の男の子で読唇術を持ったノリオ。ノリオは継母に連れられて虐待されています。 も... もっと読む

笑うな (新潮文庫)

3228
3.44
筒井康隆 1980年10月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

筒井康隆が読みたくて著者名からなんとなく見つけた一冊。SFでショートショートなだけあって星新一と似てるなと思う作品もあったけど、こちらの方がブラックユーモ... もっと読む

エディプスの恋人 (新潮文庫)

2877
3.54
筒井康隆 1981年9月29日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ある日、少年の頭上でボールが割れた。音もなく、粉ごなになってーそれが異常のはじまりだった。強い”意志”の力に守られた少年の周囲に次つぎと不思議が起こる。そ... もっと読む

富豪刑事 (新潮文庫)

2307
3.40
筒井康隆 1984年1月12日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

おびのりさんにお薦めをお願いしてもらった筒井康隆作品です。ありがとうございます! 紹介していただいたのはずいぶん前で、ずいぶん前に購入していたので、積読... もっと読む

文学部唯野教授 (岩波現代文庫 文芸 1)

2181
3.75
筒井康隆 2000年1月14日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

大学教授の知られざる世界と、小説内で展開される文学部唯野教授の授業を受けることができる本。この唯野教授の授業は、面白くかつ、わかりやすい文学理論なのだ。こ... もっと読む

最後の喫煙者 自選ドタバタ傑作集1 (新潮文庫)

2122
3.47
筒井康隆 2002年10月30日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

読んだ感想としては、「怖いけど笑える。」 そういった気持ちになりました。まさにブラックユーモアな雰囲気に陥りました。筒井さんの作品に共通するのは、社会への... もっと読む

日本以外全部沈没 パニック短篇集 (角川文庫)

1689
3.20
筒井康隆 2006年6月24日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「日本以外全部沈没」★★  タイトル通り。  登場人物紹介はあるものの、やはりわからないから面白みに欠ける。 「あるいは酒でいっぱいの海」★★★★ ... もっと読む

虚航船団 (新潮文庫)

1178
3.79
筒井康隆 1992年8月28日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

神話→歴史→SFという歴史的成立過程を倒置し、気狂いだらけの異様な文房具たち、迫力すら感じる歴史書・通史のカリカチュアを経て、"神話"と銘打たれたブンガク... もっと読む

アホの壁 (新潮新書)

1122
3.02
筒井康隆 2010年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 往年の「乱調人間大研究」を薄味にしたような読み心地。  焦点的自殺の実例紹介で、肌に粟を生じた。  フロイト的過ち(フロイディアン・スリップ)は身を以て... もっと読む

くたばれPTA (新潮文庫)

1036
3.42
筒井康隆 2015年12月22日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

ブラックユーモアのオススメにあったので、いつか読みたいと探していたけど、昭和40年代の本だったとは。手にする事が出来ただけでもラッキーだったのかも。バーコ... もっと読む

虚人たち (中公文庫)

976
3.37
筒井康隆 1998年2月1日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

「虚人」とは「虚構の人物」の略のようなものだと解釈しました。主人公は自分が虚構の中の人物=小説の中のキャラクターだということを自覚しており、作者によって召... もっと読む

創作の極意と掟

854
3.83
筒井康隆 2014年2月26日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

 “これは、作家としての遺言”  『時をかける少女』『家族八景』等で知られる日本屈指の文豪、筒井康隆が送る正しき文の書き方作法。小説とはいかにして成り立... もっと読む

モナドの領域

800
3.33
筒井康隆 2015年12月3日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

※だいぶ辛口の感想ですので、本書未読の方や本書を好きな方はスルーお願いします、、、 う〜ん、、、一応読みきりはしたものの、途中だいぶ読み飛ばしました、、... もっと読む

夢の木坂分岐点 (新潮文庫)

750
3.61
筒井康隆 1990年4月27日 Amazon.co.jpで見る Amazon.co.jp

感想・レビュー

筒井康隆、本領発揮の虚構世界。ときには夢の中、ときには心理劇(サイコドラマ)の中、小説の中、講演の中、白昼夢の中と、虚構の中に虚構が形作られて、現実をも飲... もっと読む
全999アイテム中 1 - 20件を表示

筒井康隆のおすすめ記事

筒井康隆に関連する談話室の質問

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×