身内の罪を隠そうと、警察、検察が一体となって、目撃した人の証言を無視や捻り潰そうとしたり、しまいには偽造の証言者を二人も作ったりとすごい隠蔽作業に唖然とした。裁判長まで加担するような発言をしたりと、警察の都合の悪いことで被告人にされると冤罪がたやすく起きてしまいそうで怖かった!
一度は今後の生活のために警察らになびいてしまったゆかりが、子供ができたことと翔太の父の言葉に、苦しみながら良心を取り戻せたラストが良かった。偽りややましい思いを持って生きるのは苦しい。
「お天道様が見ている」と昔の人はよく言ったが、自分や子供に恥じない生き方をすることの大事を改めて思った。
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- 感想投稿日 : 2022年1月24日
- 読了日 : 2023年1月2日
- 本棚登録日 : 2022年1月23日
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