全5巻だけど、1巻を読めば、好みかどうか分かる感じに色々濃厚につまってる。絵は力なく細い線を重ねていて、暗く退廃的な雰囲気と合ってる。
受1人目の菊池はかなり馬鹿でチンピラなのに泣き虫で弱い…。もう一人、須藤はへらっとしてて何考えてるか分からない感じで、ヤクザの愛人で、薬やってるし、自暴自棄な感じもある。
そんな二人とそれぞれ巻き込まれて、やっちゃうことになる主人公、新谷は、かわいそうなやつにたっちゃうらしい…菊池には優しいけど、須藤には乱暴にするのは、須藤には弄ばれてるせいなのか、求めに応じてしまってるのか…。新谷は無口だけど、急に突きつけられた闇社会とか自分の暗い欲望とかにうろたえてるのが伝わってくる。
ヤクザ関係は刺青がっつりだけど、須藤は入ってないんだよな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
BL
- 感想投稿日 : 2022年7月16日
- 読了日 : 2022年7月16日
- 本棚登録日 : 2022年7月16日
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