主人公にクセがなく、好人物だからでしょうか、良くも悪くもストレスなく読める作品でした。
「祈り」の要素は、主人公が各科で経験を積み上げて直面した最後のエピソードに感じられました。
天久鷹央シリーズのようなトリッキーで、複雑な展開はありません。しかし、目の前で起きている症状に秘められた思いや行動に感受性の強い主人公が気づく。そして、真相が解き明かされていく。こうした展開には毎度心を揺さぶられます。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年5月13日
- 読了日 : 2023年5月13日
- 本棚登録日 : 2023年5月13日
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