消費税増税が最近の話題なので、税金がどのように使われているか知りたくて本書を読んだ。財団法人、特殊法人、公益法人等がどのように産み出され、巨額の財政赤字がうみだされてきたかが詳細に記されている
身近なところでも"自賠責保険"や"免許更新の際の講習""高速道のSA"は、なんとなく違和感を私自身感じていたが、その違和感がなにかも理解できた。各省庁にぶらさがる財団や法人は、競争もコスト意識もない特殊な閉鎖された社会を作っていて、それがサービスや商品になって表れているからだ。
10年以上前に書かれているが、その後の経過がわかるだけに、今読むのも価値がある1冊。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2012年4月16日
- 読了日 : 2012年4月16日
- 本棚登録日 : 2012年2月19日
みんなの感想をみる