カーライル―世界最大級プライベート・エクイティ投資会社の日本戦略

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  • ダイヤモンド社 (2008年5月16日発売)
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感想 : 34
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企業再生ファンドとしていろんなところで名前を聞くカーライル・グループ。その全貌などはなかなか表に出てこないため怪しい感じがしてしまいますが、「巨象も踊る」のルイス・ガースナーが会長に就任しているということで、もう一度きちんと知っておこうかな、ということで読んでみました。
著者が経営コンサルティングに関わっていらっしゃることなので、実務的なエピソードが随所に盛り込まれてカーライルがやっていることが具体的にどんなことなのか、よくわかりました。
ちょっと誉め過ぎじゃないかなぁと思うのは、あまり出口戦略のところを書いていないところ。結局、利益を出してエグジットしなければならないわけですから、そこについても明確な戦略を持っているのかと思いますが、あまり本書では触れられておりませんでした。
このあたりは後の歴史が明らかにしていくということでしょうか…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2012年8月14日
読了日 : 2010年12月14日
本棚登録日 : 2012年8月14日

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