映画秘宝EX 映画の必修科目07 冷酷! 悪漢映画100 (洋泉社MOOK 映画秘宝 EX|映画の必修科目 7)

  • 洋泉社 (2013年7月18日発売)
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大人気「必修科目」シリーズ第7弾!
ダースベイダー! ジョーカー! レクター博士!俺たちの悪のヒーローここぞとばかりに大集結!
全人類を震撼させた猛毒悪人映画100本!
映画の重要な要素である悪役の歴史を追うと、時代とともに変化している。
SF映画やスパイ映画や西部劇での無法者やナチスなどの当時の敵国やインディアンから、刑事物の映画が数多く作られるようになると凶悪犯やアンチヒーロー的な悪役やサイコな精神異常者やテロリストなど、多彩な魅力を持った悪役が観客を楽しませている。
「ジャンゴ繋がれざる者」の悪役カルビン・キャンディや「イングロリアスバスターズ」のランダ大佐や「ダークナイト」のジョーカーのように、複雑な内面を持った悪役も登場しており、映画が人間や現実の合わせ鏡だとすれば、主人公のヒーローが人間の善を象徴するように、悪役も時代の悪を象徴した物でリアリティのある悪役でなければヒーローは輝かない。
ヒーローと同じように、悪役もまた映画の華なのだ。
この本で紹介されている悪役は、凶悪犯型(ヘンリー、「ダーティーハリー」のスコルピオ、「ありふれた事件」のブノワ、「ダイハード」のハンス・グルーバー、「スピード」のハワード・ペイン、「エボラシンドローム」のカイなど)、ダーティーヒーロー的な悪役(「マッドマックス2」のヒューマンガス、「時計じかけのオレンジ」のアレックス、「俺たちに明日はない」のボニー&クライド、「スカーフェイス」のトニー・モンタナ、「ターミネーター」のT―800、「ナチュラルボーンキラーズ」のミッキー&マロリー、「ヒート」のニールマッコリー、「キル・ビル」のビル、「ダークナイト」のジョーカー、「トレーニングデイ」のアロンゾ、「フェイスオフ」のキャスター・トロイ、「ウォール街」のゲッコーなど)、サイコ系(「サイコ」のノーマン・ベイツ、「シャイニング」のジャック・トランス、「ミザリー」のアニー、「セブン」のジョン・ドゥ、「アメリカンサイコ」のパトリック、「ファニーゲーム」のパウルとペーターなど)、悪女系(「蜘蛛女」のモナ、「氷の微笑」のキャサリン、「危険な情事」のアレックスなど)など多数紹介。
現代悪漢監督10傑や犯罪者映画スター名鑑では、セレブ監督のダーティーな面も紹介しており、必読です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年9月23日
読了日 : 2023年9月23日
本棚登録日 : 2023年9月23日

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