出だしのシーンから一気に引き込まれました。
斉藤は冷徹と言うよりもどこか脆さもはらんだ、人情味のある印象で、土方との持ちつ持たれつな関係がとても魅力的でした。
斗南藩時代の話も盛り込まれていましたが、この後半の斉藤が私は特に好きです。(そのそばで彼を見守っていた二人の女性もまた魅力的で……)
北走は(野村が主人公の話は特に)少し青臭いと感じさせる部分もある清々しい作品でしたが、誠のくにはそれよりももっと温かで優しい気持ちにさせてもらえる作品だと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
歴史・時代
- 感想投稿日 : 2014年10月21日
- 読了日 : 2014年10月20日
- 本棚登録日 : 2014年10月2日
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