ずっと高熱でうなされている時に見る夢のような話。
主人公の小角は、訳の分からない単価を一方的に糺田両奴に送り付ける。
その単価を考察した文章を著書に載せてヒットした糺田両奴に小角は恨みを持ち、糺田両奴を謎の世界に拉致し、短歌を書かせたりラーメン屋を開かせたり、秋元康的なプロデューサーを暗殺させようとしたりとめちゃくちゃな事を課題として押し付ける。
とにかく、終始わけがわからないのだが、町田康独特の言い回しで続くストーリーは読んでいてとても面白い。
特に続きが気になるなどはないが、ついつい読み進めてしまう。
あと、登場人物の漢字が全く読めないので調べたら、どうやらそういうものらしい。
糺田両奴(きゅうだりょうど)と渡すは読みました。
実写でやるとしたら
小角→オダギリジョー
糺田両奴→滝藤賢一
新未夢→池田エライザ
かな?
楽しい小説でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年9月9日
- 読了日 : 2023年9月6日
- 本棚登録日 : 2023年9月6日
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