堀裕嗣先生が自身のツイートに解説を加えている本。
堀先生の考える、教師として在り方や考え方などが書かれている。ツイート(140文字)からはみ出るところが書かれているため、ツイートを読んで早合点、分かった気になったところを戒めてくれるようである。
特に印象に残ったのは以下の部分。
”教室はハプニングの起こるところです。ハプニング性にこそ本質があります。教育技術や授業技術はハプニングを極力排除しようという提案でした。しかしそれは背理なのです。そんな発想一辺倒では教室は活力を失ってしまいます。そこでどうバランスをとるかが問われます。そこに教師の個性が表れます。(p.47)”
自分はハプニングが苦手で、想定外のことが起こるとまごついてしまう。まごつくのが嫌で、入念に準備をする。自分の掌に治めておきたいと思っているのだ。
自分はハプニングを排したい側の人間なのだと思う。果たして、ハプニングを楽しめるようになるにはどうすればいいのか。
ハプニングを想定した準備まですればいいのか。分からない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
374:教育‐学校経営・管理.学校保健
- 感想投稿日 : 2023年3月5日
- 読了日 : 2023年3月5日
- 本棚登録日 : 2021年2月26日
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