一人暮らしで急逝した姑の遺品整理に悪戦苦闘する嫁。量が多いのは嫁からすれば「何でこんな物まで」というつまらないものを後生大事に仕舞い込んでるからで、次々わき起こる「こっちの身にもなって下さいよ」の恨み辛みや、使えない旦那の行状が笑えるのは垣谷作品のお決まりで楽しい。助けてくれる近所の住民との交流から知らなかった姑の人情家の人となりも見えて来るのも暖かい展開。
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- 感想投稿日 : 2020年4月4日
- 読了日 : 2020年3月29日
- 本棚登録日 : 2020年3月29日
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