徳川綱吉: 犬を愛護した江戸幕府五代将軍 (日本史リブレット人 49)

著者 :
  • 山川出版社 (2010年7月1日発売)
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今でも犬公方と呼んで誤解している人は残っていますが、江戸時代の将軍の中でも平成になって、これほど評価が変わった人はいないと思います。その辺の鳥類憐令や越後騒動、忠臣蔵の事件など、しっかり近世の歴史研究の成果が反映しています。バブリーな元禄時代、元禄大地震や宝永の富士山大噴火など大災害に立ち向かった人なので、現代の多くの人に読んでもらいたい本です。

日本史リブレットのシリーズでは、ケンペルの本と一緒に読むと更に面白いです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2013年2月3日
読了日 : 2013年2月3日
本棚登録日 : 2013年2月3日

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