伏見つかさ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』第10巻、本日のメインディッシュ。
これを楽しみに、ここ1か月ほど苦行のごとき仕事に従事していたと言ってよい。
このシリーズ、ここしばらく妙にリアルなエピソード(なまなましい、ってことではなく)が続いていて、
正直、物語を動かすのに苦労してる感があったけど、
ここにきて俄然、伏見せんせいが開き直ったようで喜ばしい限り。
テンポのいい会話パート、軽口、罵倒、さらに怒涛のハーレム状態が現出。
PSPのシナリオに参加したことで、ラノベの王道=ハーレム設定の重要さに気がつかれたのかもしれぬ。
そう、それでいいのです。
さらに伏見せんせい、自分の身に降りかかったあれやこれやな警察沙汰も
うまい具合に物語に組み込むという物書き魂には共感を禁じ得ない。
(これ、実際怖かったと思うよ。)
かんざきひろせんせいのカバー絵、挿絵もなかなか美味しい。
これでわたしも、なんとか次巻まで戦える。
アニメ2期もはじまることだし、いまいちばん楽しみにしているラノベシリーズ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ラノベ
- 感想投稿日 : 2012年4月22日
- 読了日 : 2012年4月22日
- 本棚登録日 : 2012年4月22日
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