中学入学祝として、鉄道が好きな息子に宮脇俊三の著作を贈ろうと何冊か見繕っていたところ、発見したのが本書。娘から見た父・宮脇俊三の生活の様子が描かれている。宮脇俊三の晩年はアル中となったり、療養生活に入ったりと、決して明るいものではない。他方、コネで著者を出版社に入れたこと赤裸々に綴っており、親ばか振りも垣間見ることができる。モーツァルトを好んでおり、執筆の合間に聴いていたエピソードもある。全般的に洗練された短め文章で、一文が構成されているので読みやすい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
旅
- 感想投稿日 : 2017年2月18日
- 読了日 : 2017年2月18日
- 本棚登録日 : 2017年2月18日
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