【コメント】
本書の主張は「日本が大東亜戦争を戦った理由は、人種差別への
憤りと差別の撤廃であった」ということである。
主張の筋道のたてかたは、読んでて納得いくものだった。
白人が植民地で現地人に酷い扱いをしたことや、アメリカの
日本人に対する不当な扱いを紹介し、当時の世相を伝えている。
また第一次世界大戦後のパリ講和会議の国際連盟委員会では、
日本が積極的に人種差別撤廃に動いたことや、大東亜会議を
開催し参加各国の代表者の会議にかけた思いなども紹介して
いる。
【内容】
本書では日本が大東亜戦争を戦った理由はなんだったのか
著者の考えを述べている。著者の主張は「人種差別への
憤りと差別の撤廃を目指した」戦いだったということである。
当時、白人たちは世界中に植民地を広げ原住民である有色人種に
過酷な使役を負わせ、激しい差別と虐待があった。
そんななか日本も植民地にされかねない状況で、どう振る舞った
のかが語られている。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
歴史もの/実話
- 感想投稿日 : 2013年5月5日
- 読了日 : 2013年5月5日
- 本棚登録日 : 2013年5月5日
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