卓球の平野美宇、伊藤美誠の紹介。
小学生向けの本。
二人とも、幼少期から卓球漬けの日々。
やりだしたらやり切りたい、究める性質などが共通点。
幼少期の親との関係との話も面白いが、ある程度自立しだした中学生以降、もう子供ではなく、一人前として世界と対峙しなければいけなくなったところからが面白い。
勝負の世界の厳しさ、のっぴきならない状況の中、身を削りながら這い上がっていく二人を感じ、痺れた。
リオオリンピックで美誠は銅メダルを取り、ライバルの美宇はリザーバーとして帯同する中で、色々なことを感じ、成長する。
自分のスタイルを大きく変え、生まれ変わる。
そして中国のトップランクの選手にも打ち勝つまでになる。
悩みながら、成し遂げてしまうところ。
これは簡単にいくことではないだろう。
この時点で、とんでもない偉業。
本人たちに尊大なところがないのも
今の世代らしく、かっこいい。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年9月1日
- 読了日 : 2019年8月31日
- 本棚登録日 : 2019年8月28日
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