夏目漱石の「吾輩は猫である」を28人のデザイナーたちが、新刊として装丁。
なるほど、装丁で、こんなにも小説の印象が変わるのか。
目からうろこでした。
表のカバーからカバーを外した本の表面。
背の開きからから、本文の紙質、色、フォント、文字のバランスなどなど、凝ったらいくらでも凝れるものなんですね。
電子書籍全盛の今だからこそ、この営みは価値がある気がします。
祖父江慎さんの装丁がやはり頭一つ抜けていると思う。
デザインだけではなく、漱石愛も同様に頭一つ抜けている。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年3月11日
- 読了日 : 2019年3月11日
- 本棚登録日 : 2019年2月22日
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