なんでこんなに凄い作品をポンポン作れるのか。
クリントイーストウッドの存在に驚愕する映画でした。
実際にあった事件を元にしているのだけど、普通に映画にしたら、三文小説のような薄っぺらい話になってしまうでしょう。
厳しい救いのない世の中であがくちっぽけな庶民を、静かに見つめるような作品。
主人公のアンジェリーナジョリーも力強く、存在感がある。
やがて事件は解決するが、子供は戻らず、それでも子供がどこかで生きていると希望を持ち続ける主人公。
希望をもち生き続ける力強さと儚さ。
真実がわからないミステリーのような展開。
きちんとエンターテインメントでありながら、深い人間性を描写した、稀有な作品でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年11月4日
- 読了日 : 2020年10月29日
- 本棚登録日 : 2020年10月29日
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コメント 2件
nejidonさんのコメント
2020/11/04
deroderohさんのコメント
2020/11/04