西遊記 上 悟空誕生の巻

著者 :
  • 偕成社 (2001年3月1日発売)
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本棚登録 : 223
感想 : 17
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石山から生まれた後の暴れっぷりがすごい!(汗)
花果山の猿たちを制圧し、菩提祖師に弟子入りして变化の術を修得して、地獄で生死帳を塗りつぶして、天界で蟠桃と金丹を食い散らかして長寿の寿命を得て、海底の水晶宮で如意棒やら鎧やらを強引に貰い受け、天界軍十万の兵を相手に大暴れ!
痛快だなあ!

良くも悪くも純粋で、盗賊の命も簡単に奪ってしまって玄奘法師(三蔵法師)を嘆かせる困ったちゃん。

あと、悟空を「迷惑な猿」と思いつつも、何かと相談に乗る東海竜王はいい人。「気のいい近所のおじさん」みたいで悟空も慕ってるのがいい(←声と態度には出さないけど)。

観音菩薩様も手のかかる弟を世話する感じでいい。

三蔵法師の乗る白馬は、この本では「白竜」となっていますが、昔見た、堺正章版のドラマとwikipediaでは「玉竜」になってます。香取慎吾版は見ていません。

ドラマの三蔵法師役が、女優の夏目雅子さんだったせいか、子供の頃は三蔵法師が女性だと思ってました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年8月29日
読了日 : 2022年8月20日
本棚登録日 : 2022年8月20日

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