石山から生まれた後の暴れっぷりがすごい!(汗)
花果山の猿たちを制圧し、菩提祖師に弟子入りして变化の術を修得して、地獄で生死帳を塗りつぶして、天界で蟠桃と金丹を食い散らかして長寿の寿命を得て、海底の水晶宮で如意棒やら鎧やらを強引に貰い受け、天界軍十万の兵を相手に大暴れ!
痛快だなあ!
良くも悪くも純粋で、盗賊の命も簡単に奪ってしまって玄奘法師(三蔵法師)を嘆かせる困ったちゃん。
あと、悟空を「迷惑な猿」と思いつつも、何かと相談に乗る東海竜王はいい人。「気のいい近所のおじさん」みたいで悟空も慕ってるのがいい(←声と態度には出さないけど)。
観音菩薩様も手のかかる弟を世話する感じでいい。
三蔵法師の乗る白馬は、この本では「白竜」となっていますが、昔見た、堺正章版のドラマとwikipediaでは「玉竜」になってます。香取慎吾版は見ていません。
ドラマの三蔵法師役が、女優の夏目雅子さんだったせいか、子供の頃は三蔵法師が女性だと思ってました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年8月29日
- 読了日 : 2022年8月20日
- 本棚登録日 : 2022年8月20日
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