工場跡地、刑務所、アウシュヴィッツからチェルノブイリに至るまでの廃墟を集めた写真集。文字少なめ、Instagramタッチの写真がずらりと並ぶ。ここまで廃墟を美しく撮影されるとむしろ、立ち入ってはいけない場所への好奇心を強く揺さぶられるから不思議だ。
おそらくあまりの悲しさに二度、頁を繰り返し捲ることはないだろう。なのにそれぞれの写真が強く心に、脳に焼き付いて離れない。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
写真集
- 感想投稿日 : 2016年9月4日
- 読了日 : 2016年9月4日
- 本棚登録日 : 2016年9月4日
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