村山由佳の「美味しいコーヒーの入れ方」を思い出すようなカンジだけど、なんか、女性作家の書く青年って、綺麗でまっすぐで、見てるこっちがこっ恥ずかしいような気分になってきちゃうのは、僕の心がスレているのか、むしろ、なんだか見透かされて居るようだからなのか。
とりあえず、タイトルどおり、主人公はキャベツが好きで、読んでてロールキャベツが食べたくなった。クリームソースの。
ちなみに、前編を通して大事件とか驚きの展開とかはありません。淡々と、色々と日常というか生活が進んで行くようなカンジ。でも、それが逆になんだか、人生って平凡でいてインパクトみたいな気分にさせられる。
そいや、キャベツといえば、「はらぺこあおむし」って絵本があったな、懐かしい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ノベルス
- 感想投稿日 : 2013年3月8日
- 読了日 : 2013年3月8日
- 本棚登録日 : 2013年3月8日
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