親子には扶養の義務がある。普段は当然のことと受け入れていることが、法でも縛られているのを知ると恐ろしくも感じる。親子の縁は切れない。何があっても、憎みあっても、恨みあっても。改めて受け止める。そうはいってもいろいろな親子がいる。生活保護を申請するほど困っても助けない関係もある。拒否するのは扶養する側の時もされる側の時もある。実態上縁が切れていても行わなければいけない手続き「扶養照会」。そのとき突き付けられる情と法と現実。親子とは?家族とは?福祉とは?…などと考えることなく自然に過ごせているのがよい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
コミック・絵本
- 感想投稿日 : 2022年9月3日
- 読了日 : 2022年9月1日
- 本棚登録日 : 2022年9月1日
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