明治維新の時、徳川家に直接仕える幕臣たちに3つの選択があった。
ひとつは、明治政府に仕える。その際引っ越さなくてもよく、禄高も同じ。
ふたつ目は武士をやめて、農業や商業を始める、
三つ目が無禄覚悟で主君と一緒に静岡へついて行く、というもの。
驚いた事に、3つ目を選んだ人が一番多かったそうだ。また屋敷を手放さずに明治政府に仕えた人は、江戸っ子に蔑まれ、八百屋もご用聞きに行かなかったそうである。
昔の日本人はなんと名誉を重んじたのだろう。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2011年3月5日
- 読了日 : 2011年3月5日
- 本棚登録日 : 2011年3月5日
みんなの感想をみる