この本はブク友の くるたんさんに教えていただいたもの。
凪良さん 3作品目。
この本もよかったなぁ~。
凪良さんの作品にはいろいろな人が登場する。
別れた奥さんと新しい旦那さんが事故で急死。
その子供を引き取って育てる(一緒に暮らす)元旦那。
カミングアウトしたゲイ。
高校時代に事故で彼を亡くし、それから一人でいる女性。
その彼の弟。
いろいろな人が一緒の時間をいきる。
アパートの屋上には美しい庭、そして縁切りの神社。
悪い縁を縁切り。
でも、それは自分が信念を持ってはじめてかなう。
世の中にはいろいろな人や考え方がある。
そのことを理解し認め合わなければと思う。
そう考えることで自分の人生も変わるような気がします。
そのためにもいろいろな人の本を読みたいと思います。
この本を紹介してくださった くるたんさん ありがとうございました。。
メモ
p65 孤独死
p68 フリーサイズの恋
p109 茨城のり子詩集
たった一日っきりの
稲妻のような真実を
抱きしめて生き抜いている人もいますもの
p160 周囲の期待なんてものは、一つクリアしたら次が出てくる。
p180 かけた情けは巡り巡って自らに帰ってくる。
p186 他人同士なんて死ぬほどめんどくさいことを繰り返すことでしかつながっていけない。
p292 どんなに素晴しい主義主張も人の心を縛る権利はない。
p294 できれば「僕たちは同じだから仲良くしよう」より、「僕たちは違うけれど認め合おう」の方を勧めたい。
p297 手を取り合ってはいけない人なんていないし、誰とでも助け合えばいい。それは世界を豊かにするひとつの手段だと、少なくともぼくは思っています。
- 感想投稿日 : 2022年10月27日
- 読了日 : 2022年10月27日
- 本棚登録日 : 2022年10月25日
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