「急いで解かなければならない問題は確かにたくさんあるが、急がせようとする連中には気をつけなければいけない。問題解決のあとの方の段階で急ぐことは間違いのもとになる。だがその最初の数分で急ぐことは災厄のもとになるのだ」
本書は問題解決の本だが、「問題解決」より「問題発見」の重要性を繰り返し説いている。それは各章のタイトルにも表れている。
第1部 何が問題か?
第2部 問題は何なのか?
第3部 問題は本当のところ何か?
第4部 それは誰の問題か?
第5部 それはどこからきたか?
第6部 われわれはそれをほんとうに解きたいか?
訳がぎこちなくて内容がわかりづらい部分もあるが、基本的にはストーリー調なので読みやすく、示唆に富む内容だった。そして挿絵がシュールで味がある。
あなたの頭の中のライト、ついてますか?
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2015年6月7日
- 読了日 : 2015年6月3日
- 本棚登録日 : 2015年6月2日
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