29年12月22日読了。
2011年3月11日14時46分。この時間を境に東北の多くの人の運命が変わった。災害死した人。生き残った人。でも生き残っても、死はすぐ隣にあった。家族、親戚、近隣。間近にいた人が一瞬にして死者となった。
そして、その死者を回収搬送し、検案歯科所見し、安置し、火葬する。死者の尊厳を第一に考え、前代未聞の自然災害の事後対応に当たった多くの人々。
復興はなったとも言われているが、未だに行方不明の人、身元不明の人の存在を忘れてはならないと、強く思った。
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- 感想投稿日 : 2017年12月22日
- 読了日 : 2017年12月22日
- 本棚登録日 : 2017年12月22日
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