医者が教えるサウナの教科書 ビジネスエリートはなぜ脳と体をサウナでととのえるのか?

著者 :
  • ダイヤモンド社 (2020年3月5日発売)
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自律神経が鍛えられてメンタルが安定する。
サウナに入って人体を危機的な状況におくと人体の生命維持システムである自律神経が刺激され鍛えられていく。
深い睡眠を長く得られるので短時間の睡眠で充分。
深い睡眠の時間が約2倍に延長。
温熱効果によって凝り固まった筋肉が和らぎ血流が増加する。万病の元とされる甲状性ホルモンが増えるので代謝が上がり痩せ体質になる。
睡眠の質が上がる。脂肪燃焼。ここ数年ファスティング(断食)が流行しているがサウナで同じようなファスティング効果があり脂肪が減る。むくみが取れる。
サウナ→水風呂→外気浴を3〜4セットが基本。
平常時の脈拍の2倍になったら出る。ゆずの夏色爆風スランプのランナーがおよそ120回/1分
水風呂に入る時、大きく息を吸った後、吐きながら入るといい。
水風呂に入ってしばらくじっとしていると実は冷たさを和らげてくれる膜のようなものが発生しますそれを羽衣と呼んでいます。水流が起きると羽衣が取れる。
水風呂では下のほうの温度が低くなる上水圧がかかるため高低差をなるべくなくすために水平になる、すなわち浮遊がベスト。
真正ととのいタイムは約2分で終了してしまう
最初は暖かいと言う気持ちよさを感じるため副交感神経が上がるがすぐに熱いに変わって交感神経が急上昇するそして水風呂に入ることで再びストレスを受け交感神経が上昇する。この時日常と違う過酷な環境に適応するためにアドレナリンを出して興奮状態になる。しかし外気浴を行うことで生命の危機を出したと感じ一気に副交感神経優位になる。直前まで交感神経優位になっていた分反動がついて副交感神経側に大きくメモリが振り切ります。これにより普段ではたどり着けないほどの副交感神経優位の状態が手に入ります。
つまりこの2分間はアドレナリンが残っているのにかつリラックスしている、ゾーンのような状態になると言う事。これがととのうということ
心拍数はサウナ室では上がり水風呂では下がる。水風呂で心臓がバクバクするのは1回あたりに送り出す血液の量が増えて1発が大きくなるから。
お風呂では体の疲れは取れても脳の疲れは取れません
サウナは入る日数が多いほど心筋梗塞や認知症アルツハイマーのリスクが下がる
サウナに入ると汗を大量にかくことで塩分と水分が排出される上血管も拡張するつまり高血圧になる要因を排除することができる
自律神経が刺激され血管が強制的に伸び縮みすることでエクササイズになる
血管の弾力性が増す。血圧の上と下の差(脈圧)を下げることができる。
うつ病のリスク軽減。免疫細胞の修復。新しい皮脂によって肌がコーティングされツルツルになる。
塩を体に塗ったらすぐに洗い流すのではなく5分程度待ちましょう。
筋肉痛になったらアイシング→サウナと言うステップを踏むと効率よく患部のダメージを回復させることができる。風邪の時に入ると悪化する。



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感想投稿日 : 2022年2月3日
読了日 : 2022年1月31日
本棚登録日 : 2022年1月31日

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