陰陽師 瘤取り晴明 (文春文庫 ゆ 2-16)

著者 :
  • 文藝春秋 (2008年1月10日発売)
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本棚登録 : 627
感想 : 41
4

夢枕獏さんの「陰陽師」シリーズは、だいぶ前に最初の方の何冊か
読んでいました。
読むスピードが、文庫化を追い越してしまって離れてしまっていました。

その後ドラマになったり映画になったり、マンガにもなったみたいで・・・。
ドラマは見てたんですけどね。

久々に書店で「陰陽師」のタイトルが目に止まり、間違いなく読んでいない
この絵巻物を選びました。

晴明と博雅のおなじみのやり取りに懐かしく浸れました。
私は映像に感性がないタイプなのですが、村上豊さんの画は不思議と良くマッチして
私のイメージに厚みを持たせてくれました。
博雅の笛のシーン、本当に闇の中に沁み入るようです・・・。
獏さんが意図したように、ちゃんと絵物語になっていました。

多分、龍笛ノ巻か太極ノ巻まで読んだと思うので、続きをまた読みたいと
思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2012年2月12日
読了日 : 2012年2月12日
本棚登録日 : 2012年2月12日

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