社会的な問題提起もあり、はてまた、
抱腹絶倒、笑いが止まらないエッセイもあり(笑)
もう本当にバランスの取れたエッセイ集で素晴らしかったです。
『本当は何が好きなのですか』
この項が自分的に一番引っかかりました。
ネタバレを避けると、逃げることに関することが書かれていました。
「逃げる、逃げないの精神論」はいたるところで問題になりすね。
これを通して考えたのは、「本当の逃げとは」です。
状況や、場からの逃げは揶揄される傾向にありますが、そうではなくて、「自分の本心」からの逃げが本当の逃げなのでないかと考えさせられました。
「逃げるな」と揶揄するひとは、全員ではないと思いますが、反動形成で言っているだけではないのかなと思います。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2018年1月9日
- 読了日 : 2018年1月9日
- 本棚登録日 : 2018年1月9日
みんなの感想をみる