「いまの日本で、万人の認める必読書、古典中の古典というものがはたしてあるのだろうか。…(中略)…社会全般で公認する古典が明確でないなら、個人の責任でめいめいの古典を決定するほかない。それをくりかえしくりかえし読むことによって、ベーター読みを可能にする。これが現代読者に残された途なのである。」このあとに続く文章も著者の確信めいた信念が感じられました。
偉大な先達の背中を追いつつ、知的未到の地を目指さなくてはとの思いを新たにしました。
読書状況:読み終わった
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じこけいはつ
- 感想投稿日 : 2017年1月2日
- 読了日 : 2017年1月2日
- 本棚登録日 : 2017年1月2日
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