今年の大河ドラマの主人公である坂本龍馬。その龍馬の妻である、お龍が書き残した手記などを元に彼女の視点から龍馬及び彼の周囲の人の事を語った本である。その中で、お龍も巻き込まれた寺田屋襲撃事件や、龍馬との新婚旅行??についても記されている。
龍馬の事は歴史に名を残した偉人として様々な所で語られてるのに対し、お龍は龍馬亡き後は波乱の人生を歩んだようだ。その事についてはテレビの歴史もの番組で特集されていたのを昔見たことはあるが、あまり有名ではないようだ。だが、お龍の存在が龍馬を語る上で欠かせないのは確かだろう。
お龍の視点で書かれたこの著作は龍馬への親しみをとても感じさせるものになっていると思う。視点を変えて語るとこれほど新鮮に感じるものかと改めて思う。龍馬を語る上で、この本を一読する事を勧めたいものだ。
大河ドラマでは、どのような感じの龍馬が描かれるのだろうねえ・・。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
日本史
- 感想投稿日 : 2010年1月1日
- 読了日 : 2010年1月1日
- 本棚登録日 : 2010年1月1日
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